9月に契約社員・正社員登用試験が行われた。
近年、正社員登用試験を受験した者は概ね合格している。逆に、派遣社員から契約社員への登用試験は、合格率が推定ではあるが4割程度とハードルが高かった。
しかし、今年に限っては、契約社員及び正社員登用試験に受験した者は全員合格したみたい。
この契約社員や正社員の登用試験への合格は、かなりタイミングや会社の都合に左右される。
派遣社員から契約社員への登用試験は、過去に何度か受験者して落とされている者がいる。
登用試験に何度も落とされている者は、会社に対して不信感を抱き、怒りの感情を持ち今年の登用試験を申し込まなかった。
私も派遣社員や契約社員として10数年働いたが、不安や会社への不信感を抱きながら働いていた。
ただ、怒ったりキレたり、会社に対して不満や正論を吐いたところでなにも変わらない。
上手く怒りや負の感情を消化し、自分にとって一番良いと思われる道を冷静に選択するしかないと感じている。
なかなか怒りや不満や不信感等の感情をコントロールするのは難しい。
しかし、それらの感情に支配された者は視野が狭くなり、短絡的な行動をとりがちである。30代の私がこの状態であった。
今の時代仕事を頑張っていても、能力があってもなかなか正社員になれない人がいる。
我社に限ったことかもしれないが、自分の中の負の感情をコントロールし、不本意な状況に耐えたものが運を掴み、正社員登用の道が開けるのかもしれない。