姉とのメールのやりとりのなかで早期リタイアの準備をしていると書いたら無言のメールが届いた。
真意を確かめたわけではないが、せっかく正社員になったのに何を甘えた事を言っているのかという意味だと理解した。
正社員になったら定年までがんばって働かねばならないのか?
早期リタイアを考えていると言っても投資で資産を増やし、生活費はパートやアルバイトで稼ぐ構想を抱いている。
そんな詳しい説明をしたわけではない。
私の姉は長女、次女、末っ子のなかで唯一家庭を築き子供を持ち、夫婦で正社員として働いている普通の暮らしをしている人である。
一方の私はアルバイトや派遣、契約社員で長く働いてきた独身中高年じじいだ。
私は早くから会社で働くことに限界を感じて来た。さらに会社員の給料だけで生活することのリスクもあるということも感じて来た。
既に私の所属していた会社2社が無くなっている。会社なんて無くなるもの。
確かに私はストレス耐性がないし、弱いし、我慢ができない。しかし、そんな私だからこそ早期リタイアを計画しているのだ。
それを普通の生活をしている姉にはわかってもらえないのだろう。