玉掛け講習3日目。
学科試験は講義を聞いていれば問題ないことは、他の講習や資格試験を受験してきたなかで理解している。
しかし、自分にとって実技試験、実際作業することがとんでも無く苦手であった。
それは、圧倒的に不器用であり、過緊張で手順が頭に入って来なかったり、間違ったらどうしようかとネガティブな思考でいっぱいだったからだ。
私は、これらのことを自覚し認識できるようになったのは40歳くらいになってからだ。
ただ、認識できるようになったからと言って、弱点を完全に克服できるわけではない。
しかし、自覚できた時から初めて克服ためのスタートが切れるような気がする。
何かを行う時って緊張感がなさすぎでも駄目だし、緊張しすぎでも駄目で、適度に力が抜けた状態が一番良いのだ。
さて玉掛けの実技試験だが、作業手順を覚えて確実に実行することが求められる。
半日で作業手順を練習、暗記し、夕方から実技試験が実施された。
例のごとく、全く作業手順も覚えられず、練習も酷い状態だった。
しかし、周りをみるとみんな出来が良くないし、緊張した険しい顔をしている。
なかには力が入りすぎのガチガチの人がいる。かつての自分のように。
たまに飛び抜けて要領の良い人や出来る人がいる。しかし、本当に出来る人って少ないと思う。
多くの人が凡庸なのだ。
まあ、この玉掛けの試験は教習所で落とさないことを前提に行われているようで、結局は23人みんな合格することになる。
さて、次は何を学ぼうか?
登録販売者の資格をとって、将来ドラックストアでパートを目指すか?