若い頃はバレンタインデーが死ぬほど嫌いだった。
チョコを1個も貰えない年がつづいたらだ。
企業の販売戦略にのせられて浮かれやがってと、怒りをいだく日であった。
社会人になり義理チョコをもらえるようになった。若いときは義理チョコなんていらねーよと肩肘を張って生きてきた。義理チョコはもらうけど。
しかし、中高年になった今、義理チョコは非常に有り難いものになった。
禿げ散らかした中高年じじいの事を心の片隅にでも思ってくれて、チョコを選んでくれていることが嬉しい。
しかも、こういったイベントでチョコを作ったり買ったり、お返しを買ったりで少なからず経済に良い効果を与えているのだろう。
そして今週末にお返しのチョコを買いに、近くの街へくりだした。安くて見栄えの良いもの、ネームバリューの有るもを選んで見た。
話のオチは特になし。